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人工芝の素材とその効果について細かく解説!

2019/07/17コラム

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人工芝素材

人工芝とひとくちに言っても、様々な種類があることは人工芝に興味を持った方であればご存知のことかと思います。

もちろんそれは色や「リアルな芝に見えるか」といった見た目(視覚)の部分もそうですし、手触りや柔らかさといった触覚の部分でもメーカーによって色々と違いがあります。

そして、ぱっと見ではわからない部分にも違いがあります。それは人工芝の「素材」です。

あまり素材のことはよくわからない、見た目や手触りで選んでいるという方も多いと思いますが、実は人工芝は素材によってもちょっと違いがあるんです。

そこで今回は、人工芝の素材について簡単ではありますが、解説していきたいと思います。

人工芝の材質は「樹脂」。でも種類は様々!

洋服や靴でも「屋外に向いている素材」や「スポーツをするのに向いている素材」というように、素材によってそれぞれ特徴や得意な用途が違うのは人工芝でも同じです。

洋服であれば「コットン」は風通しがよく、ポリエステルは水に強い…などありますよね。

それと同じように人工芝にもいくつかの素材が使われています。

共通するのはいずれも「合成樹脂」であることですが、それでも同じ樹脂ではありません。

人工芝で多く使われるのは「ナイロン」「ポリプロピレン」「ポリエチレン」の3種類。加えて「ポリ塩化ビニルデン」が使われることもあります。

それぞれの素材の特徴や、多く使われている人工芝などをご紹介していきましょう。

素材「ナイロン」の特徴

最初にご紹介する素材は「ナイロン」です。

ナイロンは人工芝の芝部分、いわゆる「パイル部分」の素材としての歴史としても古く、今でもナイロンをメインとした人工芝が作られています。

ナイロン素材のパイルの特徴は「手触りが柔らかい」ことです。

その柔らかさは天然芝と同等とも言われており、現在ではパターゴルフ用の人工芝や、パイルの長さが短めの人工芝に使われることが多いようです。

ただ他の素材に比べて耐久性が低めの傾向にあり、同じ期間屋外に敷いた場合色があせやすかったり、水分を含みやすいため他の素材に比べて傷みやすいとも言われています。

しかしそれはあくまで屋外の話。

屋内であれば耐久性も問題なく、色あせも少ないので他の素材と同様に長く緑を楽しめるかと思います。

素材「ポリプロピレン」の特徴

続いて紹介しますのは「ポリプロピレン」です。

ナイロンと同様こちらもパイル素材として歴史が古い素材であり、この素材も今まだ現役で使われています。

ナイロンに比べると耐久性があり、耐候性(天候による劣化などへの耐性)にも優れているのが特徴です。

またポリプロピレンの特徴として、水や化学製品に強いことが挙げられます。

水に長時間つけても変質することがないため、庭で子供に水遊びをさせたいと思っている方や、人工芝の上にプランターなどを置いてガーデニングを楽しみたいという方にオススメの素材だと言えるでしょう。

素材「ポリエチレン」の特徴

そして3つ目の素材が「ポリエチレン」です。

この素材はこれまでの2つと比べて一番耐久性が高く、紫外線にも耐久性があるという特徴があるので、屋外に敷く人工芝のパイル素材としては現状一番優れていると言ってもいいかもしれません。

優れている…というと他の素材がダメなように感じる方もいるかもしれませんが、屋外で使用した場合色あせなどの劣化が一番しにくい、と考えていただければOKです。

さらに、光に対してキラキラと反射し辛いという特徴もあります。

これの何がいいのか?と疑問に思われる方もいるかもしれませんね。天然の芝(草)ですと、日光で多少は明るく見えることはあってもキラキラと反射することはありませんよね。

しかし安価な人工芝ですと、光に反射してしまい「明らかに人工物に見えてしまう」なんてこともあるんです。

ポリエチレンはその「光ってしまう」率が低いので、見た目としてもより天然芝に近いものになる…というわけです。

耐久性に優れているので人工芝をより長く美しく保ちたいというのであれば、この「ポリエチレン」を選ぶのがベストだと言えます。

…が、その分価格は3種類の中で一番高くなっており、初期費用がどうしても高くなりがちになるというデメリットもあります。

番外?素材「ポリ塩化ビニルデン」の特徴

一般家庭用の人工芝として作られていることが少ないと思われるので、番外としました「ポリ塩化ビニルデン」という素材の人工芝もあります。

主に家庭用のラップや食品を保存する真空パックのフィルムがメインですが、繊維状にすることで人形の髪の毛に使われるなど様々な用途に使われる合成樹脂で、そのひとつに「人工芝」が挙げられます。

ナゴヤドームの人工芝はこの素材で作られており、弾性回復性(クッション性)に優れていたり、難燃性(燃えにくい)という特徴があるのでプロスポーツの場で使われているというわけですね。

複数の素材を組み合わせることもある

人工芝によっては、複数の素材を組み合わせることもあります。

芝部分、パイル自体も形状が複数ありまして、代表的なのが「ストレートパイル」と「クリンプパイル」です。

「ストレートタイプ」はその名前の通りまっすぐな葉っぱのイメージで、高さがあります。その中でも「モノフィラメント」や「モノテープ」など種類があります。

「モノフィラメント」は立体的な構造になっており、厚みがあるのでパイルが寝づらく、芝の高さとボリュームが出る形状と言えます。

「モノテープ」というという形状もありますが、こちらはテープ状のものにスリットが入っているという、モノフィラメントに比べると芝自体の厚みが薄くなってしまうため、同じ素材であっても「モノフィラメント」の方が耐久性があります。

「クリンプ」はくるくるとカールしている形状で、当然ながらカールしているので高さはでませんが、モノフィラメントと組み合わせることで、クリンプが高いクッション性を生み出し、モノフィラメントが寝てしまうのを防ぐという役割を持ちます。

また、クリンプ形状のみの人工芝もあります(ショートパイルという、芝の長さが短いものに使われます)。

人工芝によっては「モノフィラメントはポリエチレン、クリンプはポリプロピレン」というように、素材と形状を組み合わせたものもありますし、ストレートパイルの部分でも「ナイロンとポリプロピレン」と複数素材を組み合わせることもあります。

耐燃性に関してはどうなの?

人工芝で必ず聞くことになるであろう注意点が「火気厳禁」です。

合成樹脂なのでどうしても熱にすごく強いとは言えず、パイルが溶けてしまうことがあるので人工芝の上でバーベキューなどをしてはいけない、と言われていますよね。

実際どのくらいの温度まで耐えられるのか…といいますと、ポリエチレンはだいたい70度~110度、ポリプロピレンであれば100度~140度くらいと、意外にも熱ですぐにヘタれてしまう、ということはないんですよね。

(仮に簡単にヘタれてしまったら真夏の日差しに耐えられない人工芝になってしまいます)

さらに、人工芝の中には「防炎認定」を受けているものもあります。

防炎認定商品とは「公益財団法人日本防炎協会」が行うテストをクリアした商品にのみつけられる、「燃えにくい」が認められた商品のことです。

例えば火が人工芝についてしまったとしても、すぐに燃え広がることはなく長い時間その場で燃え続ける…など、火災の被害が広がりにくい商品である、と思っていただければいいでしょう。

防炎認定がなされている商品であれば、ナイロンであってもポリエチレンであっても、万が一火災が起きたとしても燃え広がりにくいので安心して屋内でも屋外でも使用することが出来る人工芝であると言えます。

ただし、防炎認定があるからといって人工芝の上でバーベキューや花火をするのはダメですよ!

素材でも色々変わる!用途に合ったものを探してみては?

「人工芝」といっても素材によって向き不向きの用途があり、その他特徴も違います。

最近の人工芝はクオリティが高いので、素材の間の差も縮まってきているように感じますが、屋外であればポリプロピレンを、屋内やショートパイルであればナイロン…というように、どこに敷くのかで購入する人工芝を考えてみてもいいかもしれません。

また、防炎認定を受けていれば熱に強いといった、素材にプラスされた特徴で選ぶのもオススメです。

色味や手触りといった部分も非常に大事ですが、これからは合わせて素材にも目を向けてみるのも悪くないかもしれませんよ!

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